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地下鉄サリン15年 遺族、首相らが献花 健康被害なお(毎日新聞)

 95年に起きた地下鉄サリン事件から、20日で15年を迎えた。犠牲者が出た東京メトロ6駅では同日朝、慰霊の行事が開かれ、遺族らが献花台に花を手向けた。東京都千代田区の霞ケ関駅では、鳩山由紀夫首相ら与党幹部も手を合わせ、事件の再発防止を誓った。

【特集】忘れない:『事件』と『逃亡』二重の行為 苦しみを増幅(地下鉄サリン事件)

 霞ケ関駅では、事件発生とほぼ同時刻の午前8時、駅員23人が黙とうをささげた。事件当日、本社で被害情報の収集に当たったという高根沢新治・霞ケ関駅務管区長(55)は「当時、体が震える思いをした。事件を風化させることなく、危機意識を持ってお客様の安全を守ろうと社員に伝えている」と語った。

 献花台には午前から、遺族や事件に巻き込まれた被害者らが姿を見せた。同駅助役だった夫の高橋一正さん(当時50歳)を亡くした妻シズヱさん(63)は霞ケ関駅で白や黄色のキクの花を供えた。

 シズヱさんは「15年を非常に長く感じている。被害者救済法ができ、被害の実態も分かってきた。苦労も報いられているのかなと思うが、それが私たちのゴールではない。健康被害は今も続いている」と話し、国や都に治療体制の整備や被害者対策の充実を求めた。

 献花をした前原誠司・国土交通相は「13人のご冥福をお祈りし、テロ対策を含めた交通安全に万全を期すと誓った」と述べた。

 オウム真理教の上祐史浩元代表が代表を務める宗教団体「ひかりの輪」はホームページで「被害者や遺族の方々に心よりおわび申し上げます」と上祐元代表名のコメントを掲載した。未払い賠償金については「お支払いを心して続けさせていただきます」としている。【山本将克】

 【ことば】地下鉄サリン事件

 オウム真理教が、警察の強制捜査を回避しようと東京都心の地下鉄に猛毒サリンをまいた無差別テロ事件。95年3月20日午前8時ごろ、信者5人が営団地下鉄(現東京メトロ)霞ケ関駅に向かう日比谷、丸ノ内、千代田3路線の5電車内に散布。乗客、駅員ら13人が死亡、約6300人が負傷した。関与したとされる教団幹部では、松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(55)ら7人の死刑が確定。警視庁は高橋克也(51)、菊地直子(38)両容疑者について殺人と殺人未遂容疑で指名手配し、捜査を続けている。

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【科学】山崎さん、宇宙で「南極食」 凍結乾燥の卵焼き、牛肉しょうが焼き(産経新聞)

 次のスペースシャトルに搭乗する宇宙飛行士の山崎直子さん(39)は、日本の南極観測隊が開発した食料を宇宙に持参する意向だ。凍結乾燥させた「卵焼き」と「牛肉のしょうが焼き」を持ち込む予定で、ハードな任務を乗り切るスタミナ源になりそうだ。

 この乾燥食は南極の野外調査隊の携行食として約2年前に開発された。観測隊の同行シェフが調理した本格的な料理を、専門業者に依頼して凍結乾燥したものだ。軽量で風味や栄養価に優れる利点は、宇宙食としても最適。宇宙では摂氏85度のお湯で戻して食べる。

 南極乾燥食は和洋中の幅広い料理に対応可能だが、山崎さんは和風の2品を注文。計画では通常の宇宙食とは別の「ボーナス食」として、スペースシャトル「ディスカバリー」に積み込み、国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一さん(44)向けの南極乾燥食も一緒に届ける。野口さんのメニューは「石狩鍋」「キンメダイの煮付け」、すしネタの刺し身として北海道産のウニ、ホタテ、まぐろのしょう油漬けなど、魚介類づくしの豪華版だ。

 南極乾燥食の宇宙利用は初めて。国立極地研究所南極観測センターの開発担当者は「おいしく食べられたか早く聞きたい」と話す。(長内洋介)

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<不正経理>神奈川2副知事を更迭 松沢知事(毎日新聞)

 神奈川県で総額約28億円の不正経理が明らかになった問題で、松沢成文知事は25日、「事務方のトップとして最終的な責任をとってもらう」として、羽田慎司(62)、小野義博(61)の両副知事を3月末で辞任させると発表した。両副知事は同日、松沢知事の求めに応じて辞表を提出、受理された。

 10年度当初予算案などを審議した県議会が24日に閉会したことから、松沢知事は「人心一新を図り、県庁再生に向けた覚悟を示すために最も厳しい対応をとった」と説明。独自調査を始めた08年秋以降に不正経理が続々と発覚したため、07年に就任した両副知事の対応に不信感を募らせていたことも辞任を求めた一因という。

 同県では03〜09年度に不正経理があり、羽田氏は07年6月、小野氏は同年10月にそれぞれ副知事に就任した。副知事は当面、調査開始後の09年6月に就任した古尾谷光男氏(59)1人の態勢が続く。この問題で県は18日、松沢知事と3人の副知事を含む職員1721人の処分を発表していた。【木村健二】

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野焼き3人死亡 安全性は感覚で判断 4団体代表が会見(毎日新聞)

 静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で男性3人が焼死した野焼きの主催者で、実施を判断した東富士入会(いりあい)組合の渡辺淳組合長(69)が21日、記者会見し、「着火するまで、心配するような風はなかった。その後、状況が変わった」と述べ、風速や風向きが急激に変化したと説明した。また、今回も含め、これまで現地で風速や風向きなどを計測せずに実施してきたことを明らかにし、安全性は「感覚で判断してきた。長年やってきており、体感で分かる」と強調した。

 主催した同組合など住民組合4団体の代表が御殿場市内で会見し、当日の判断などについて説明した。渡辺組合長によると、この4人が当日の午前6時すぎに相談して野焼きの実施を決定。渡辺組合長は「その時、風はほとんどなく、状況は非常によかった」と説明した。

 同市は野焼きに関して条例の施行規則で▽現地の気象状況に異常がないことを確認した後に火入れを行う▽火入れは風速、湿度等から延焼の恐れのない日を選ぶ−−などと規定。これについて渡辺組合長は「着火する段階では、その範囲内という判断だった。違反する項目はなかった」と述べた。一方で「思いも寄らぬ事故が発生してしまった。大変申し訳ない」と謝罪した。

 一方、御殿場市・小山町消防本部は当日、延焼に備えてポンプ車1台を派遣していたが、野焼きを中止させる権限はないといい、同消防本部の岸泰弘管理課長(56)は「ベテランの消防隊員を現場に派遣し、主催者と相談して安全管理する仕組みを作らないといけない」と話した。

 県警によると、亡くなったのは、いずれも御殿場市川島田の会社員で、消防ボランティア組織「原里火防隊北畑支隊」メンバーの勝間田和之さん(37)▽勝間田嘉弘さん(33)▽池谷慶市さん(32)。3人は20日午前9時半ごろ、5人1組になって10メートル間隔で並び、風下側へ燃え広がるよう受け持ち区域の枯れ草に点火。午前10時ごろに逆風が吹き、火に巻かれた。【田口雅士、竹地広憲】

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 18歳未満の性行為を露骨に描いた漫画やアニメの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案は19日、都議会総務委員会で継続審議の方針が全会一致で決まり、今議会での成立が見送られることになった。

 出版業界などから「表現の自由を侵害する」という懸念が広がり、民主などが「議論が尽くされていない」と継続審議を主張。改正に賛成の姿勢を示していた自民、公明も了承した。30日に閉会予定の定例会で正式に決定した後は、総務委員会で審議が続けられる。

 石原慎太郎知事は19日の定例記者会見で、「継続審議の間に、いろいろな意見を聞き、誤解を解いていきたい」と述べた。

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<日本鋼管病院>看護師勤務表、全員が「平日・日中8時間」(毎日新聞)

 日本鋼管病院(川崎市)が08年、常勤看護師数を水増しし、診療報酬の入院基本料を最高ランクとする届け出をしていた問題で、病院は添付した勤務計画表に、水増しした30人以上の看護師全員の過去1カ月の勤務シフトを「平日の日中8時間」と記載していたことが分かった。他の常勤看護師は土日勤務や夜勤も含めたローテーションを組んでおり、病院関係者からは「あまりに不自然」と、捏造(ねつぞう)を疑う声も出ている。

 病院によると、届け出当時の一般病棟の常勤看護師は175人だったが、併設するクリニックや育休中の看護師などを常勤扱いにして、207人と届け出た。届け出には前月の個々の勤務時間を記した勤務計画表を添付しており、病院側は「常勤扱いにした看護師については、本来の職場での勤務時間と応援で病棟に入った時間を、誤って合算して記載した」と説明している。

 しかし、勤務計画表では、途中で産休に入った1人を除き、育休中や一般病棟以外の看護師は全員月〜金曜日の日中に8時間働いたことになっており、月労働時間も168時間で統一されていた。病院関係者は「看護師が1カ月間、平日の日勤だけというのは通常あり得ず、実際の勤務を反映していない可能性が高い」と指摘する。

 一方、病院の菊地博事務局長は23日、報道陣の取材に応じ、08年の届け出について改めて「記載ミス」としたうえで、訂正を検討する考えを示した。最高ランクの要件を満たすのに必要な看護師配置については「看護師の頭数ではなく、労働時間で計算している。正しい勤務時間で再計算したところ、基準を満たしていた」としたが、再計算の内容は説明を拒んだ。【清水健二、野口由紀】

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有事の核持ち込み、排除せず=岡田外相「時の政権が判断」(時事通信)

 岡田克也外相は17日午前の衆院外務委員会で、非核三原則を堅持する方針を改めて示した上で、日本有事の際に米国から核兵器持ち込みの要請があった場合の対応について「ぎりぎりの局面で国と国民の命をどう守るか、その時の政権が命運を懸けて判断する」と述べた。岩屋毅氏(自民)らへの答弁。
 外相はこれまで、有事の際の核持ち込みについて「仮定の議論はしない」として、見解を示すことを避けてきたが、この日の答弁は、安全保障上の観点から持ち込みを容認することに余地を残した形だ。 

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<大洋薬品工業>配合量誤り業務停止へ 岐阜県が方針固める(毎日新聞)

 ジェネリック医薬品メーカーの大洋薬品工業(本社・名古屋市)が同社高山工場(岐阜県高山市)で製造した胃かいようや胃炎などの治療薬「ガスポートD錠20ミリグラム」の主成分の配合量を誤ったまま流通させたとして、岐阜県は同工場に薬事法に基づく業務停止命令を出す方針を固めた。業務停止は今月下旬から10日間前後の見込み。健康被害は報告されていない。

 同社によると、昨年2月に製造し、同年4〜9月に出荷した約2万8500箱(1箱100錠)で、主成分の胃酸分泌抑制成分・ファモチジンの配合量が厚労省に出した申請から外れていた。薬剤の配合は、メーカーが厚労省に医薬品の製造販売承認を求める際、自社で定める。

 同社は主成分の配合量を1錠あたり20ミリグラムと定め、誤差の範囲を5%以内としたが、約2万8500箱は最大で20%の誤差があった。品質検査でもミスを発見できなかった。

 昨年9月、自社検査で配合ミスが発覚。同月末〜10月末に全国の3116医療機関から自主回収し、厚生労働省に報告した。大半は既に処方され、16・1%しか回収できなかった。

 高山工場に薬品の製造業許可を出す岐阜県は、同工場の立ち入り調査を昨年10月〜今年2月に実施。同県薬務水道課は配合ミスの医薬品を流通させたことを重視し、業務停止命令の方針を決めた。

 同社広報部は「当時の検査担当者が配合ミスの発覚を恐れ、正確に報告しなかったのが原因。厳粛に受け止め、再発防止に努めたい」としている。【山田尚弘】

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歯科経営者殺害の被告に懲役23年、大阪地裁(産経新聞)

 平成19年に歯科クリニック経営者の男性=当時(38)=を殺害し遺体を琵琶湖に捨てたとして、殺人と死体遺棄罪に問われた元暴力団幹部、佐伯貴被告(36)の判決公判が17日、大阪地裁であった。中里智美裁判長は「首謀者ながら自ら手を下さない狡猾(こうかつ)な犯行で刑事責任は重大」として、懲役23年(求刑懲役25年)を言い渡した。

 殺人罪に関し弁護側は「拉致する計画を無視して共犯者が単独で殺害した」と無罪を主張したが、中里裁判長は共犯者の公判供述などから共謀を認定。遺体が未発見であることを引き合いに「対面できない遺族の負担ははかりしれず、処罰感情は峻烈」と指摘した。

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カラーボール見事命中!コンビニ強盗すぐ逮捕(読売新聞)

 埼玉県警熊谷署は18日、自称熊谷市戸出、無職二宮哲男容疑者(57)を強盗と銃刀法違反の疑いで逮捕した。

 二宮容疑者は、コンビニで現金を奪って逃げたが、店員が逃走車にカラーボールを命中させ、早期検挙につながった。

 発表によると、二宮容疑者は17日午後11時45分頃、熊谷市戸出の「セブン―イレブン熊谷戸出店」で、レジにいた男性アルバイト店員(26)に出刃包丁(刃渡り約16センチ)を突きつけ、「レジを開けろ」と脅して現金約7万4000円を奪った疑い。

 二宮容疑者は店の駐車場に止めていた乗用車で逃げたが、通報で駆け付けた熊谷署員が約15分後、近くの市道で、カラーボールのオレンジ色の塗料が付着した車を運転する二宮容疑者を発見。車内からは強盗に使われたとみられる出刃包丁とナイフが見つかり、同署は銃刀法違反容疑で二宮容疑者を現行犯逮捕した。「金に困っていた」などと供述しているという。

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